FX業者を選ぶ上で重要なこと
FXトレードではスプレッドも考慮する必要があります
FXに限らず、新しい何かを始めると訳の分からない単語が出てきますが、今回説明するスプレッドもその1つになります。このスプレッド、その読みからは正体を推測するのは無理ですよね?
FX業者の広告をには「スプレッドが狭い」ということを強調しているケースが多いですが、FX初心者にスプレッドと言ってもアピールにはならないですよね?
しかし、FXトレードではこのスプレッドが利益を稼ぐためには重要になってきますので、このスプレッドを理解する事が重要になってくるのです。
特に、デイトレードやスキャルピングを行うトレーダーにとっては、このスプレッド次第でその後獲得する事が出来る利益に大きな差が出る可能性があります。
そこで、今回の記事ではこのスプレッドについて解説します。このスプレッドはトレードにおいて特に重要になりますので、是非理解して下さい。
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スプレッドとは?
このスプレッドですが、シンプルに言えば売りと買いの為替レート差になります。通常為替レートとは、売値と買値の2種類で表示されており、売値よりも買値の方が高くなっています。
もっとも、売値よりも買値の方が安くなっていたら、買ってすぐに売ればそれだけで利益が出てしまいますので、そんな事はありえません。
そこで、このスプレッドですが、まずは下記の画像をご覧下さい。
これは、無料の為替チャートでは有名なMT4ですが、この為替レートだと、USDJPYの売値が108.126円で買値が108.142円と表示されています。
つまり、この場合はUSDJPYを買うには108.142円で買えますが、売る場合には108.126円で無ければ売る事が出来ません。
という事は、USDJPYを108.142円を買った時、すでに売値は108.126円になっているため、USDJPYを買った瞬間に0.016円(1.6銭)の損失が出ている計算になるのです。
そして、この108.142円-108.126円=0.016円がスプレッドという事になるのです。ちなみに、これは1ドルのスプレッドになりますので、これが1万ドルの場合は0.016円×1万ドル=160円の損失になります。
ですので、この場合には、買値が108.142円なので売値も108.126円以上にならないと損失が出てしまう事になるのです。
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スプレッドは狭いに越した事は無い
これは当然ですが、FXトレードにおいてスプレッドは経費になりますので、経費は少ないに越した事はありません。
ただでさえ通貨を買った時点で損失が発生しますので、スプレッドなんて無ければ良いのにと思いますが、このスプレッドはFX業者の利益になりますので、FX業者を介してFXトレードしている身分としてはスプレッドは仕方ありません。
しかし、このスプレッドは各FX業者によって結構差がありますので、FX業者を選ぶ際にはスプレッドの値幅にも注意した方が良いです。特に、1日に何回もFXトレードする方にとってはこのスプレッドが負担になる可能性がありますので、FX業者は慎重に選ぶ必要があります。
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