Tickmillとは
Tickmill(ティックミル)は、Tickmill Ltdが経営している海外FX業者です。
Tickmill Ltdの本社所在地はセーシェルにあり、セーシェルの金融ライセンス(FSA)を取得し、為替・CFD取引サービスを提供しています。
親会社は英国とウェールズに本社があるTickmill UK Ltd社で、Tickmill UK Ltd社は英国FCAの金融ライセンスを取得しています。
2016年設立の比較的若い海外FX業者ですが、親会社が英国FCAの金融ライセンスを保有していることから、信頼性が高い海外FX業者と言えます。
ウエルカム口座でスペックを体感できます
Tickmillの口座開設も他のブローカーと同様に簡単にできます。
手順としては4手順なので、他のブローカーの口座開設をしたら同時にTickmillの口座も開設するのがおすすめです。
- 個人情報入力
- メール認証(メールが送付されるのでクリックするだけ)
- 個人情報追記(トレード経験や資産状況など)
- 免許証、住所確認書類のアップロード
書類のアップロードから48時間以内(ブローカーによっては8時間/日=最大6営業日という意味)に承認されます。チャンス相場での稼ぎを逃さないためには多くの口座開設がおすすめです。
ウエルカム口座は、バナーをクリックした先のページから、下にスクロールしたフォームから必要事項を入力することで口座開設が可能です。
【重要】Tickmillウエルカムボーナスの条件
ボーナス自体の出金:不可能
ボーナスを証拠金とした利益の出金:可(最小30ドルから最大100ドルまでの利益)
入金:不要
対象口座:ウエルカム口座
備考:ウエルカム口座は、開設日から90日間利用可能です。
ウエルカム口座を開設して、トレードすると利益は最小30ドルから最大100ドルまで、ライブ口座に資金移動することができます。ウエルカム口座とライブ口座は、同じ取引条件に設定されているので、スペックを体感するには十分です。
ウエルカム口座では、EAなどの自動売買システムは利用できません。裁量トレードのみになります。また、ウエルカム口座からライブ口座に移動できる金額は、「最小30ドルから最大100ドルの利益」という制限があるので注意が必要です。ウエルカム口座では100ドルを目標に取引をするのがおすすめです。
ノーリスクなコンテスト
Tickmillのユニークなコンテストは、米国雇用統計の発表30分後の価格を予測するというものです。他のブローカーもリアルマネー賞金のコンテストがありますが、2週間デモ口座でトレードし続けるなどの長期間であったりするなかで、短時間で決着するのが面白いです。
実際にコンテストで賞金を手にしたトレーダーが公開されています。米国雇用統計でゼロカットを前提にしたハイレバレッジトレードをするトレーダーをSNSで見かけますが、海外FXブローカーにとっては歓迎されない手法です。しかし、このコンテストなら無茶なトレードが抑止できるので、ナイスアイデアと言っていいでしょう。
このコンテストに参加するためにも、Tickmillの口座開設をする価値があります。
Tickmill口座概要
口座の種類 | クラシック口座(STP) | プロ口座(ECN) | VIP口座(ECN) |
取引手数料(片道) | 無料 | 2ドル | 1ドル |
取引手数料(pips換算:片道) | 0 | 0.2 | 0.1 |
スプレッド種類 | 変動 | 変動 | 変動 |
最小スプレッド 米ドル/円 |
1.6 | 0 | 0 |
平均スプレッド 米ドル/円 |
– | 0.2 | 0.2 |
トレードコスト合計(最小) 米ドル/円 取引手数料(往復) +スプレッド(最小) |
1.6 | 0.4 | 0.2 |
トレードコスト合計(平均) 米ドル/円 取引手数料(往復) +スプレッド(平均) |
– | 0.6 | 0.4 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 | 500倍 |
約定力 | 平均実行速度:0.1秒 | 平均実行速度:0.1秒 | 平均実行速度:0.1秒 |
最低取引通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 1万円相当 | 1万円相当 | 500万円相当 |
信託保全 分別管理 |
分別管理 | 分別管理 | 分別管理 |
Tickmillの口座概要を表にまとめました。最低入金額が1万円相当で、スプレッドが狭めなことと、往復の手数料が安いことが特徴です。薄利多売で他のブローカーとの差別化を実現していると考えられます。
Tickmillのメリット
- 親会社が英国FCAライセンス取得
- プロ口座・VIP口座はスプレッドが狭い
- プロ口座・VIP口座は取引手数料も安い
- 平均実行速度:0.1秒の約定スピード
- VPS割引あり
- スキャルピングや両建て可
- テクニカル分析ツールオートチャーティスト無料
Tickmillのデメリット
- 分別管理を採用。信託保全ではない
- クラシック口座はスプレッドがそれほど狭いわけではない
- MT4以外のトレードプラットフォームはない
- 米ドル口座のみで日本円口座が使えない

デメリットは強いて記載したに過ぎません。
クラシック口座のスプレッド以外は、
トレードで稼ぐためにそれほどの障害にはならないでしょう。
自社公表データによるTickmillのスプレッド
口座の種類 | 取引手数料(片道) | 最小スプレッド 米ドル/円 |
平均スプレッド 米ドル/円 |
|
Tickmill | クラシック口座(STP) | 無料 | 1.60 | – |
Tickmill | プロ口座(ECN) | 2ドル | 0.00 | 0.20 |
Tickmill | VIP口座(ECN) | 1ドル | 0.00 | 0.20 |
Tickmillの場合は、クラシック口座の米ドル/円の最小スプレッドは1.60pipsであるため、スプレッドはやや広めの海外FX業者ではあります。しかし、プロ口座・VIP口座は、取引手数料が1ドル、2ドルと格安でかつ平均スプレッドも0.2pipsと狭いのが見逃せません。ただし、これは自社公表データであるため、取引開始直後から過渡なロットで注文するには注意が必要です。
スプレッドを同業他社と比較
海外FX業者名 | 口座の種類 | 取引手数料 (片道) |
最小スプレッド 米ドル/円 |
平均スプレッド 米ドル/円 |
GEMFOREX | ノースプレッド口座/STP | 無料 | 0.00 | 0.30 |
Tickmill | VIP口座/ECN | 1ドル | 0.00 | 0.20 |
Tickmill | プロ口座/ECN | 2ドル | 0.00 | 0.20 |
is6com | プロ口座/STP | 無料 | 0.80 | 0.80 |
Tickmillのスプレッドは同業他社海外FX業者の平均よりも狭いスプレッドになっています。注目する点として、プロ口座・VIP口座のスプレッドが狭いことと、プロ口座・VIP口座の取引手数料が安いため、トータルのトレードコストが安い海外FX業者であることがわかります。
Tickmillの最大レバレッジ
海外FX業者名 | 口座の種類 | 最大レバレッジ |
Tickmill | クラシック口座(STP) | 500倍 |
Tickmill | プロ口座(ECN) | 500倍 |
Tickmill | VIP口座(ECN) | 500倍 |
Tickmillの最大レバレッジは500倍なので、海外FX業者の平均水準のレバレッジ設定と考えて差し支え有りません。
口座による制限などもないため、安心してハイレバレッジトレードが可能となります。
Tickmillの最低入金額・最低取引通貨量
海外FX業者名 | 口座の種類 | ロット数 | 最小取引サイズ | 最低取引通貨 | 最低入金額 |
Tickmill | クラシック口座(STP) | 1ロット=100,000通貨 | 0.01ロット | 1,000通貨 | 1万円相当 |
Tickmill | プロ口座(ECN) | 1ロット=100,000通貨 | 0.01ロット | 1,000通貨 | 1万円相当 |
Tickmill | VIP口座(ECN) | 1ロット=100,000通貨 | 0.01ロット | 1,000通貨 | 500万円相当 |
Tickmillは、全ての口座で最低入金額が1万円、最低取引通貨量が1,000通貨であることから、最低入金額も、最小取引量も海外FX業者の平均的な設定となっています。
一般的には、スプレッド、トレードコストが安い「プロ口座」や「VIP口座」になると、最低入金額が跳ね上がります。しかし、Tickmillは、すべての口座で最低入金額が100ドル(1万円相当)ですので、口座開設の制限が低く、トレードコストが安い口座を利用できる大きなメリットがあります。
1ロット=10万通貨で、MT4は0.01ロットから発注できるため、最低取引量が1000通貨という計算になります。
スプレッドが狭く、取引手数料も安い、プロ口座・VIP口座の最低入金額も100ドル(1万円相当)と最低入金額が低めに設定されています。比較的若い海外FX業者であることから、薄利多売で口座数を増やしたい意向が表れていると考えられます。
Tickmillのトレード条件
為替だけでなく、CFDも取引が可能です。両建て、スキャルピングトレードも可能で、トレードの選択肢が豊富な海外FX業者です。
口座の種類 | CFD |
クラシック口座(STP) | 株式指数CFD:16 貴金属:2 債権:4 仮想通貨:1 |
プロ口座(ECN) | 株式指数CFD:16 貴金属:2 債権:4 仮想通貨:1 |
VIP口座(ECN) | 株式指数CFD:16 貴金属:2 債権:4 仮想通貨:1 |
ロスカットレベル・マージンコール
口座の種類 | ロスカットレベル証拠金維持率 | マージンコール証拠金維持率 |
クラシック口座(STP) | 30%以下 | 100%以下 |
プロ口座(ECN) | 30%以下 | 100%以下 |
VIP口座(ECN) | 30%以下 | 100%以下 |
ロスカットレベル証拠金維持率が30%以下であることに注意しましょう。GEMFOREXの場合は20%であることから、他の業者に慣れているとウッカリしてロスカットされてしまいます。
取引時間
口座の種類 | 取引時間 | ロールオーバー時刻 |
クラシック口座(STP) | 日本時間(夏):(月) 午前 6:05 ~ (土)午前 6:00 日本時間(冬):(月) 午前 7:05 ~ (土)午前 7:00 |
冬時間GMT+2 夏時間GMT+3 GMT23:59 |
プロ口座(ECN) | 日本時間(夏):(月) 午前 6:05 ~ (土)午前 6:00 日本時間(冬):(月) 午前 7:05 ~ (土)午前 7:00 |
冬時間GMT+2 夏時間GMT+3 GMT23:59 |
VIP口座(ECN) | 日本時間(夏):(月) 午前 6:05 ~ (土)午前 6:00 日本時間(冬):(月) 午前 7:05 ~ (土)午前 7:00 |
冬時間GMT+2 夏時間GMT+3 GMT23:59 |
取引時間については、同業他社とほぼ同一です。持ち越しにリスクがある場合には、この表でご確認ください。
Tickmillのトレードプラットフォーム
MT4(メタトレーダー4)を採用しています。
口座の種類 | 取引システム |
クラシック口座(STP) | MT4 MT4ウェブトレーダー |
プロ口座(ECN) | MT4 MT4ウェブトレーダー |
VIP口座(ECN) | MT4 MT4ウェブトレーダー |
MT4でのみの取引となりますが、忌避するほどの障壁にはならないでしょう。
スマホ対応
口座の種類 | 携帯端末 |
クラシック口座(STP) | MT4(iphone/android/タブレット) |
プロ口座(ECN) | MT4(iphone/android/タブレット) |
VIP口座(ECN) | MT4(iphone/android/タブレット) |
MT4はスマートフォン、iPhone、タブレットでも使用可能なので、外出先からも取引が可能です。
Tickmillの入金方法
もうひとつのデメリットは、日本人がTickmillに入金・出金する手段が海外銀行送金しか存在していないことです。
公式HPにはクレジットカードやネッテラーなどの入出金方法も記載されていますが、これらは現在日本人には利用不可能です。
しかし、STICPAYに対応したということで、今後は日本人顧客の利用が増える可能性があります。
Tickmillの金融ライセンス、企業体制
Tickmillは、セーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスを取得しています。
口座の種類 | 設立 | 本社のある国 | 金融ライセンス |
クラシック口座/STP | 2016年 | 英国 | FSA,FCA |
プロ口座/ECN | 2016年 | 英国 | FSA,FCA |
VIP口座/ECN | 2016年 | 英国 | FSA,FCA |
Tickmillの日本語対応、顧客サポート
日本人スタッフが常駐していて24時間サポートもあります。規約の細かいニュアンスを翻訳してもらえるスタッフが常駐していることは、トレーダーにとって安心ではあります。
口座の種類 | 日本人スタッフ | 日本語対応 | サポート対応時間 |
クラシック口座(STP) | 常駐 | ウェブサイト○ 取引システム○ サポート○ スタッフ○ |
週5日/24時間 |
プロ口座(ECN) | 常駐 | ウェブサイト○ 取引システム○ サポート○ スタッフ○ |
週5日/24時間 |
VIP口座(ECN) | 常駐 | ウェブサイト○ 取引システム○ サポート○ スタッフ○ |
週5日/24時間 |
コメント