HotForex
HotForex(ホットフォレックス)はXMやGEMFOREXに比べると日本での知名度はまだ浸透していないです。しかし、業者のスペックを知れば知るほど、その実力が他の海外FX業者をはるかに凌駕できることに気が付きます。
この記事ではHotForexのボーナスやスプレッドなどを中心に、さまざまなスペックについて開設をしていきます。
HotForexの基本情報
HotForexの所有しているライセンス数には目を瞠るものがあります。これだけのライセンスを保有している業者ほとんどありません。
CySECキプロス証券取引委員会 | HF Markets (Europe) Ltdは登録番号:HE 277582にてライセンス取得 |
SVセント・ビンセント | HF Markets (SV) Ltd は、登録番号: 22747 IBC 2015にてライセンスを取得。 |
FCA金融行動監視機構(英国) | HF Markets (UK) Ltdは、登録番号:801701のもと英国金融行動監視機構(FCA)より規制認可されています。 |
DFSAドバイ金融サービス機構 | HF Markets (DIFC) Ltdは、ライセンス番号:F004885のもと、ドバイ金融サービス機構(DFSA)より規制認可されています。 |
FSCA金融行動監視機構(南アフリカ) | HF Markets SA (PTY) Ltdは、ライセンス番号:46632のもと南アフリカ共和国の金融行動監視機構(FSCA)から金融サービスプロバイダー(FSP)として規制認可を受けています。 |
FSA金融サービス庁(セーシェル) | HF Markets (Seychelles) Ltdは、登録番号:8419176-1にてセイシェル共和国の法律のもと法人組織され、セーシェル金融サービス庁(FSA)により証券取引ライセンス番号:SD015のもと規制されております。 |
HotForexの取引口座
HotForexの口座スペック
HotForexのマイクロ口座、プレミアム口座、ZERO口座はスペックが異なります。表にまとめたので、口座開設をする際の参考にしてください。
マイクロ口座 | プレミアム口座 | ZERO口座 | |
最低入金額 | 5USD (*1) | 100USD | 200USD |
レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 10% | 20% | 20% |
最大取引ロット | 7Lot | 60Lot | 60Lot |
最大保有ポジション | 150Lot | 300Lot | 500Lot |
ボーナス | あり | あり | なし |
(*1) bitwalletから入金する場合は、10USDです。
マイクロ口座
HotForex(ホットフォレックス)のマイクロ口座は最低入金額が500円程度であることや、レバレッジが1,000倍になっているところなどを見ると、少額投資で一発狙いを夢見るトレーダーや海外FX初心者のための取引口座です。
プレミアム口座
HotForex(ホットフォレックス)のボーナスについては後で詳しく解説していくが、HotForexの最もHOTなスーパーチャージボーナスの対象となる口座がプレミアム口座だ。そういった意味ではHotForexで最も利用価値が高い取引口座がプレミアム口座と言えます。
ZERO口座
HotForex(ホットフォレックス)のZERO口座はスプレッドの圧縮に特化した取引口座なので、ボーナスが一切適用されないというデメリットはあるが、最低入金額わずか200USDでECN口座を利用できるのは大きなメリットとなります。
円口座がありません
HotForex(ホットフォレックス)には現時点では円建て口座がありません。ドル建て口座、ユーロ建て口座のいずれかを選択することになります。日本人には円口座がありがたいですが、トレードの戦略には意味のないこだわりなので、魅力的なスペックを捨てるという理由にはなりません。
HotForexのスプレッド
プレミアム口座、マイクロ口座のスプレッド比較
主要通貨ペアについて、HotForex(ホットフォレックス)のスプレッドを比較しました。HotForexのプレミアム口座とマイクロ口座はレバレッジや最低入金額が異なるだけで、スプレッドは全く同じです。
ZERO口座に関してはスプレッドの他に1Lot往復で0.6pipsの取引手数料が必要です。( )内のスプレッドは取引手数料を含めた平均スプレッドとなります。
ZERO口座 | マイクロ口座・プレミアム口座 | |
取引手数料 | 0.6pips/1Lot往復 | なし |
USD/JPY | 0.2pips(0.8pips) | 1.7pips |
EUR/USD | 0.1pips(0.7pips) | 1.2pips |
EUR/JPY | 0.8pips(1.4pips) | 1.7pips |
GBP/USD | 0.4pips(1.0pips) | 1.8pips |
GBP/JPY | 1.4pips(2.0pips) | 3.0pips |
AUD/USD | 0.8pips(1.4pips) | 1.5pips |
AUD/JPY | 1.0pips(1.6pips) | 2.3pips |
ZERO口座のスプレッド比較
HotForex(ホットフォレックス)のSTP口座のスプレッドを他の海外FX業者と比較しました。
比較結果は一目瞭然で、HotForexのスプレッドが狭い傾向にあります。USD/JPYについてはXMの方が狭いですが、その差は0.1pipsなので「大差ない」と言えます。
HotForex | 大小判定 | XM | |
USD/JPY | 1.7pips | > | 1.6pips |
EUR/USD | 1.2pips | < | 1.8pips |
EUR/JPY | 1.7pips | < | 2.5pips |
GBP/USD | 1.8pips | < | 2.2pips |
GBP/JPY | 3.0pips | < | 3.6pips |
AUD/USD | 1.5pips | < | 2.0pips |
AUD/JPY | 2.3pips | < | 3.4pips |
ECN口座のスプレッド比較
最後にHotForexのZERO口座とXMのZERO口座の平均スプレッドを比較しました。HotForexに限らず、ECN口座を提供している海外FXブローカは、スプレッドの圧縮に特化しているため、ボーナス対象外です。手数料を込みでpips計算した結果で比較しています。
HotForexのドル円、ユーロドルのスプレッドが1pipsを割り込んでいるのが特筆する点です。
HotForex | 大小判定 | XM | |
USD/JPY | 0.8pips | < | 1.1pips |
EUR/USD | 0.7pips | < | 1.1pips |
EUR/JPY | 1.4pips | < | 1.6pips |
GBP/USD | 1.0pips | < | 1.6pips |
GBP/JPY | 2.0pips | < | 2.1pips |
AUD/USD | 1.4pips | = | 1.4pips |
AUD/JPY | 1.6pips | < | 2.0pips |
ECN口座の最低入金額
インターバンク直結の透明性が高いトレード環境が整ったECN口座は最低入金額に制限があります。一般的には高額である場合がほとんどです。海外FX業者各社のECN口座の最低入金額を表にまとめました。
TTCMとFBSはだいぶ高額な印象ですが、XMは1万円ですが、総じて2万円です。
ブローカー | ECN口座の最低入金額 |
TTCM | 200万円 |
HotForex | 200USD(約2万円) |
FBS | 1,000USD |
Anzo capital | 2万円 |
AXIORY | 2万円 |
TitanFX | 2万円 |
XM | 1万円 |
HotForexのボーナス
HotForexの入金ボーナスはとても豪華です。これほどのボーナスを提供しているのに、日本人トレーダーの間で知名度がいまいちなのが不思議なくらいです。それぞれの特徴を表にまとめました。若干わかりにくいので、各論でも解説します。
100%スーパーチャージボーナス | 100%クレジットボーナス | |
ボーナス額 | 入金額の100% ($250以上の入金で適用される) |
入金額の100% ($100以上の入金で適用される) |
上限金額 | 5万ドル(累計) | 3万ドル(累計) |
キャッシュバック | あり(1lotの取引当たり2ドル) | なし |
出金可否 | 不可(キャッシュバックは出金可) | 可(ボーナス額÷2lot以上の取引) |
条件 | アカウントで1口座しか申請できない。 | 複数アカウントで申請できる。 |
対応口座 | プレミアム口座 | プレミアム口座、マイクロ口座 |
スーパーチャージボーナス
スーパーチャージボーナスは下記のとおり、デメリットは全くありません。
- 入金すると同額のボーナスが貰え証拠金が2倍になります
- 1LOT取引するごとに2USDのボーナスが入ります
- デメリットは全くありません
スーパーチャージボーナスのキャッシュバックの規約
- キャッシュバックの受け取り上限金額は8,000USD(≒80万円)です
- キャッシュバックが発生するのは0.2Lot以上の取引のみです
- 1分以内に決済されたトレードはキャッシュバック対象外です
- 2分以内に決済されたトレードはキャッシュバック額が半額になります
このことから、0.2Lot以上のトレードで2分以上ポジションを持てば、キャッシュバックを取りこぼすことはありません。もちろん、キャッシュバックが目当てで利確タイミングを逸するのは避けるべきです。
キャッシュバックは勝ちトレードでしかもらえない
XMのロイヤリティプログラムでは、負けトレードでもXMPが付与されます。しかし、HotForexのスーパーチャージボーナスのキャッシュバックは「勝ちトレード」のみが対象です。
残高がマイナスになるとボーナスが消失します
重要な規約は、口座残高がマイナスになるとボーナスが消失します。XMやGEMFOREX、is6comなどは、口座残高がマイナスになった場合、ボーナスでゼロリセットされますが、HotForexの場合はボーナスごと無くなります。つまり、以降何もできなくなるというルールです。
スーパーチャージボーナスはアカウントで1回しか請求することができません。したがって、スーパーチャージボーナスを受け取ったら、無茶なハイレバレッジトレードはよほどの確証が無い限り避けるべきです。
クレジットボーナス
HotForexにはスーパーチャージボーナスの他に、クレジットボーナスというサービスがあります。特徴は以下のとおり、スーパーチャージボーナスと同様にデメリットが無いように見えます。
- 150ドル以上の入金で証拠金が2倍になります
- 追加口座でも100%クレジットボーナスを選択できます
しかし、この通りボーナス分の出金条件が厳しい現実もあります。
- ボーナス分が出金可能ですが、条件が厳しい
ボーナスの出金条件は以下のとおりです。
- 出金したいボーナス額÷2lotの取引を行う(3pips以下の取引はカウントせず}
- 条件達成から3ヶ月以上経つと出金不可能になる
例えば300ドルを入金した際に受け取った300ドルを出金しようとすれば、150ロットのトレードをしなければなりません。3ヶ月以内(=60日)の条件も考えると、毎日2.5ロットの取引が必要です。どちらかというと、上級者向けのサービスとも言えます。もしくは、「スプレッドをやや狭くした」ぐらいの感覚で、証拠金増強のサービスと思うとストレスはありません。
残高がマイナスになるとボーナスが消失します
スーパーチャージボーナスと同様に、クレジットボーナスも残高がマイナスになるとボーナスが消失します。
HotForexのボーナス活用戦略
スーパーチャージボーナスがアカウントで1回しか受け取れないことから、クレジットボーナスで資産を増やした後に出金して、口座を追加して再度入金をしてスーパーチャージボーナスを受け取るなどの戦略が可能です。
口座を開設したら必ずやること
HotForexでは「ロイヤルティプログラム」というキャンペーンを開催しています。
HotForexで取引を継続して行うことで、様々なサービスや特典、現金と交換できるリワード(HotForexバー)を獲得できるプログラムです。
(XMの「XMロイヤルティプログラム」と同種のサービスです)
獲得できるHotForexバーはグレードによって異なります
グレード | 昇格条件 | HotForexバー獲得条件 |
レッド | 口座開設 | 6本/lot |
シルバー | アクティブ取引日が31日突破 | 8本/lot |
ゴールド | アクティブ取引日が62日突破 | 10本/lot |
プラチナ | アクティブ取引日が105日突破 | 12本/lot |
このように、グレードによって獲得条件が上がって行きます。
マイクロ口座に3,000円を入金(ボーナスは受け取らない)して、USD/ZARのショートポジションを最低ロット保有した例です。このように、「ほぼゼロカットがありえない」ポジションを保有して最短でグレードを上げておいて、本格的にHotForexで取引を開始するのも一つの戦略です。
HotForexの取引リワードに参加するには?
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HotForexの入出金
入金方法
HotForexへの入金はクレジットカード、オンライン決済が利用可能です。手数料が無いのが魅力でもあります。
出金方法
HotForexの出金も、入金と同様にクレジットカード、オンライン決済が利用可能です。ただし、クレジットカードについては、マネーロンダリングの規制があるため、入金額以上の出金が不可能です。
出金時の煩わしさを避けるのであれば、bitwalletを利用するのがお勧めです。
HotForexのスペック詳細
スキャルピング
HotForex(ホットフォレックス)ではスキャルピングに関する規制はありません。
NDD業者は顧客がトレードをする際の手数料を利益とするため、顧客がトレードをすればするほど、HotForexには手数料が入ります。
したがって、スキャルピングを規制する理由はありません。
EA
EAなどのシステムを使った高速スキャルピングなどについても規制がありません。
両建て
HotForex(ホットフォレックス)には両建てを禁止する記載がありません。しかし、海外FXの常識という点から考えると、口座別の両建てをする行為は間違いなく禁止されていると考えるべきです。
取引ロット
最小ロットは0.01Lot(1,000通貨)で1ポジションあたりの最大ロットは60.0Lotです。最大保有ポジションはマイクロ口座が150Lot、プレミアム口座が300Lot、ZERO口座が500Lotとなっています。
レバレッジ
プレミアム口座とZERO口座のレバレッジは500倍でロスカット水準は20%です。大きなロットのスキャルピングで短期間で稼ぐということも十分に可能です。
マイクロ口座のみレバレッジが1,000倍でロスカット水準が10%になっています。つまり、マイクロ口座は少額投資で一攫千金を狙うための取引口座であるという解釈もできます。
HotForexは完全なNDD業者
HotForex(ホットフォレックス)には取引ロットの上限やスキャルピングなどの取引制限がないということを総合的に考察すると、ほぼ間違いなくNDD業者だと推測することが可能です。
HotForexの評判
ブローカー分野での受賞歴が多数
HotForexの受賞歴は大量過ぎるので、ここでは一部の掲載といたします。
この受賞歴は、多くのトレーダーから支持された結果と言えます。
HotForexの総合評価
HotForexのスペックを知れば知るほど、メイン口座として使うべきという結論になります。その理由は、スーパーチャージボーナスの提供であり、また、クレジットボーナスの提供です。ボーナスを提供している海外FX業者は多数ありますが、ボーナス提供のトレードオフとしてスプレッドが広めだったりするなかで、ボーナスを提供しつつスプレッドも狭いというスペックは見逃すことができません。
また、HotForexにはコピートレード専用の口座も開設できるため、初心者でも利益を得られる可能性を秘めています。EAの設置には専用のPCやVPSが必要なのに対して、コピートレードであれば、登録だけで運用が可能になります。
このように、HotForexは初心者から上級者まで幅広い層でメイン口座として活用できる優良業者です。是非口座開設をして、高スペックのメリットを体感して欲しいです。
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