海外FX業者は気前がいい反面、厳しいルールもあります
当サイトでは海外FX業者の魅力を発信していますが、海外FX業者にも禁止事項があります。
未入金ボーナスや入金ボーナスが豊富な反面、禁止事項には容赦しないのも海外FX業者の特徴とも言えます。
禁止事項を正しく理解してトレードをしましょう。
海外FX業者での禁止行為(1)複数口座での両建て取引の禁止
海外FX業者はゼロカットシステムをサービスとして提供しています。
図のように、口座Aで買い、口座Bで売りをハイレバレッジで注文すれば、確実に利益になりますが、これは禁止事項とされていて口座が即凍結されます。
海外FX業者での禁止行為(2)他業者間での両建て取引の禁止
「同一業者だからバレてしまうので、他業者ならバレないよね?」と、思う方は注意してください。
他業者間とはいえ、同一サーバーを使用している場合があります。この場合、利益を出しても必ずバレます。
海外FX業者での禁止行為(3)グループ内での裁定取引の禁止
家族や友人同士で結託して売買をする。
家族の場合、同一住所で登録をするので必ずバレます。
友人ならどうでしょう? でも、バレたときのリスクが大きいので絶対にやめましょう。
海外FX業者での禁止行為(4)重要指標発表時などの変動の大きい時を狙った取引
ほとんどの業者が禁止事項としています。
最悪なケースは口座凍結のペナルティになります。
口座が凍結されなくても、レバレッジを規制するというペナルティもあります。
いづれにしても、禁止事項は避けるべきです。
海外FX業者での禁止行為(5)週明け窓狙いのトレード
週末に要人発言があり、週明けの始値が週末の終値から著しくレートが変動が変動することがあります。
この例のように、窓を埋めるトレードも禁止事項とされていますが、週明け時にはスプレッドも広がる傾向があるので、そもそも効率のいいトレードではありません。
スプレッドが極狭の海外FXブローカー
例外的にFBSは窓埋めトレードを禁止していない
海外FX業者での禁止行為(6)接続遅延・レートエラーを利用した取引
要人発言などアクセスが集中する際にサーバー処理が間に合わず、接続遅延やレート提示の遅れが発生することがあります。
レートが正しい価格を反映していないと知りつつ意図的に注文を出してトレードする行為は取引禁止事項となります。
海外FX業者での禁止行為(7)スワップアービトラージ
スワップポイントのサヤ取り(アービトラージ)を行うには、基本的には同一通貨ペアを同一数量、同じ価格で、
買いのスワップポイントが高いFX会社で買いポジションを保有
売りのスワップポイントが安いFX会社で売りポジションを保有
このように異なるFX会社間で両建ての状態とすることにより、為替変動リスクなしで買いのスワップポイントと売りのスワップポイントの差分を得られることとなります。
例えばA会社でオーストラリアドル円を1万通貨買って、スワップポイントが50円、B会社で1万通貨売ってスワップポイントが-30円だとします。
【円高となった場合】
A会社での為替差損益は、1万通貨 × +1円 = +1万円
B会社での為替差損益は、1万通貨 × -1円 = -1万円
【円安となった場合】
A会社での為替差損益は、1万通貨 × -1円 = -1万円
B会社での為替差損益は、1万通貨 × +1円 = +1万円
このように為替変動に関わらず、両業者のスワップ差分だけ日々獲得できるという手法です。
冒頭で説明したように、そもそも異業者での両建てが禁止されているので、スワップ云々の問題ではありません。
ただし、同一口座なら両建ては可能です。特殊なスワップポイントであるGEMFOREXなら、通貨ペアによっては売りも買いもプラスなので、リスクがなくスワップポイントを獲得できます。
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