FBSスペック総まとめ
最大レバレッジ3,000倍を武器に新興国や日本でのアピールがさかんな海外FX業者FBS。この記事ではFBSのボーナス、スプレッドを中心に解説をします。
FBSの知っておくべき大切なポイントはこの記事に全てまとめているので、口座開設の検討材料として活用してください。
FBSのまとめ
FBSの金融ライセンスとレバレッジについて、おさらいします。
金融ライセンス
- ベリーズ金融ライセンスを取得
運営実績 | 2008年~運営実績10年以上 世界120カ国でブローカー業を展開 |
レバレッジ | 3,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
追証 | なし |
注文処理 | NDD方式 |
プラットフォーム | MT4、MT5 |
取り扱い通貨ペア | 35通貨ペア以上 |
取り扱いCFD銘柄 | 指数、原油、GOLD、株式(取り扱い豊富) |
日本語サポート | なし |
入出金 | クレジットカード、デビットカード、bitwallet |
FBSのスプレッド
FBSにはセント口座、マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座、ECN口座という5つの取引口座がありますが、固定スプレッドを採用しているマイクロ口座とゼロスプレッド口座やセント口座はスプレッド(取引コスト)が割高となるため、本記事では最も利用しやすいスタンダード口座とECN口座のスプレッドを解説いたします。
FBSのスタンダード口座とECN口座の平均スプレッドを表にまとめました。
FBS スタンダード口座 |
FBS ECN口座 |
|
取引手数料 | なし | 0.6pips/1lot |
USD/JPY | 1.5pips | 0.3pips(0.9pips) |
EUR/USD | 0.9pips | 0.0pips(0.6pips) |
EUR/JPY | 2.0pips | 0.5pips(1.1pips) |
GBP/USD | 0.8pips | 0.5pips(1.1pips) |
GBP/JPY | 2.5pips | 1.1pips(1.7pips) |
AUD/USD | 0.9pips | 0.3pips(0.9pips) |
AUD/JPY | 2.0pips | 0.5pips(1.1pips) |
FBSのスプレッド比較 スタンダード口座
FBSのスタンダード口座のスプレッドをTitanFXのスタンダード口座、XMのスタンダード口座と比較すると、取引に有利な通貨ペアがあることに気づきます。具体的にはユーロドル、ポンドドル、オージードルなどのドルストレートのスプレッドが1.0pipsを割っています。
FBS スタンダード口座 |
TitanFX スタンダード口座 |
XM スタンダード口座 |
|
取引手数料 | なし | なし | なし |
USD/JPY | 1.5pips | 1.33pips | 1.6pips |
EUR/USD | 0.9pips | 1.2pips | 1.8pips |
EUR/JPY | 2.0pips | 1.74pips | 2.5pips |
GBP/USD | 0.8pips | 1.57pips | 2.2pips |
GBP/JPY | 2.5pips | 2.45pips | 3.6pips |
AUD/USD | 0.9pips | 1.52pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 2.0pips | 2.12pips | 3.4pips |
FBSのスプレッド比較 ECN口座
FBSのECN口座のスプレッドをTTCMのVIP口座、TitanFXのブレード口座のスプレッドと比較をしてみます。TTCMのVIP口座は、Tradeviewの最狭スプレッド並に最低入金額が200万円の口座ですが、FBSのECN口座のスプレッドはTTCMのVIP口座と比較しても、それほど見劣りはありません。
FBS ECN口座 |
TTCM VIP口座 |
TitanFX ブレード口座 |
|
取引手数料 | 0.6pips/1lot | 0.3pips/1lot | 0.7pips/1Lot |
USD/JPY | 0.3pips(0.9pips) | 0.4pips(0.7pips) | 0.33pips(1.03pips) |
EUR/USD | 0.0pips(0.6pips) | 0.4pips(0.7pips) | 0.2pips(0.9pips) |
EUR/JPY | 0.5pips(1.1pips) | 0.9pips(1.2pips) | 0.74pips(1.44pips) |
GBP/USD | 0.5pips(1.1pips) | 0.8pips(1.1pips) | 0.57pips(1.27pips) |
GBP/JPY | 1.1pips(1.7pips) | 1.1pips(1.4pips) | 1.45pips(2.15pips) |
AUD/USD | 0.3pips(0.9pips) | 0.5pips(0.8pips) | 0.52pips(1.22pips) |
AUD/JPY | 0.5pips(1.1pips) | 1.0pips(1.3pips) | 1.12pips(1.82pips) |
FBSのボーナス
FBSにはTrade 100 Bonusという100USDの未入金ボーナス(口座開設ボーナス)と100%入金ボーナスのサービスがあります。FBSのボーナスはXMの未入金ボーナスや入金ボーナスとは異なるので詳しく解説します。
FBSの未入金ボーナス(Trade 100 Bonus)
FBSの「Trade 100 Bonus」が一般的な未入金ボーナス(口座開設ボーナス)に該当します。FBSに新規で口座を開設すると、入金をすることなく100USDのボーナスをもらうことができますが、XMやGEMFOREXの未入金ボーナスとは仕様が異なります。
Trade 100 Bonusの利用制限
FBSの未入金ボーナスには、いくつかの制限があります。
- 利用できるプラットフォームはMT5のみ(MT4は利用不可)
- 取引ロットは0.01ロットのみ
- 保有できるポジションは最大5つ
- レバレッジは100倍
- 利益分は出金可能だが、出金可能額は最大$100まで
XMやGEMFOREXの未入金ボーナスは利益が出れば制限なく出金できますが、FBSの未入金ボーナスは出金可能額が最大100USDとなっています。
海外FX初心者のための練習用、FBSの使い勝手を試すためのサービスと考えるのが妥当です。
FBSの入金ボーナス100%
FBSの入金ボーナス100%は上限が1万ドル(約100万)、さらに上限額の範囲内であれば、いつの入金でも入金ボーナスが適用されます。
FBSの入金ボーナス100%の注意点
- FBSの入金ボーナスはECN口座には適用されない
- ボーナスを受け取った口座はレバレッジが500倍になってしまう
- 口座残高がボーナス額の30%以下になるとボーナスが消滅
- 出金をするとボーナスが消滅
特に「口座残高がボーナス額の30%以下になるとボーナスが消滅する」という条件には注意が必要です。仮に100万円を入金して100万円のボーナスを受け取った場合でも、トレードで負けを繰り返して残高が30万円以下になってしまうとボーナスが消滅してしまうということになります。
FBSの入金ボーナス100%のメリット
FBSの入金ボーナスが消滅するというのは厳しい条件ですが、FBSの入金ボーナスには大きなメリットもあります。
一般的にはどこの海外FX業者でもボーナス分は出金できないルールですが、FBSの場合は取引量に応じてボーナスを出金できるというとても大きなメリットがある。しかも出金できるボーナスの金額は1ロットの取引ごとに1ドルなので、かなりの還元率になります。
FBSのスペック詳細
FBSのレバレッジや取引制限などの詳細を確認します。
レバレッジ
FBSの最大レバレッジは取引口座によって異なります。
セント口座:1,000倍
マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座:3,000倍
ECN口座:500倍
ロスカット
FBSのロスカット水準は20%なので、証拠金維持率が20%をしたまわると強制ロスカットが発動します。
ゼロカット
FBSではゼロカットシステムを採用しているため、追証(借金リスク)はありません。
スキャルピング
FBSはスキャルピングの規制は一切ないので、思う存分スキャルピングが可能です。
取引ロット制限
FBSのECN口座に関しては、取引ロットの上限は一切ありません。他の口座に関しては上限が200Lotという制限がありますが、取引ロット上限が200Lotというのは事実上取引ロット制限がないに等しいと言えます。超大ロットのスキャルピングで一発大きく稼ぐというトレードもFBSでは歓迎されています。
最低入金額
FBSの最低入金額は取引口座によって異なります。
セント口座:1ドル
マイクロ口座:5ドル
スタンダード口座:100ドル
ゼロプレッド口座:500ドル
ECN口座:1,000ドル
入金手段はクレジットカード、デビットカード、bitwalletに対応していて入金手数料はFBSの負担となります。
bitwalletに関してだと、出金手数料が100円ということも見逃すことができません。
FBSのおすすめ活用案
最大レバレッジ3,000倍に惹かれがちですが、むしろ100%入金ボーナス+キャッシュバックを活用するほうが賢い活用方法ではないでしょうか?
もちろん、複数口座を開設することが可能なので、追加口座で最大レバレッジ3,000倍のギャンブルトレードをするのも面白いかもしれません。
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